イタリア人が毎年バカンスに行ける理由
先日、11月に11日間のクルーズ旅行へ行ってきました。
イタリア・ジェノバから出発し、スペイン、モロッコ、フランスの3か国を周遊。
クルーズ船旅行の様子はInstagramで投稿しているのでよかったら覗いてみてください🛳️
なんでイタリア人って毎年バカンスに行けるの?仕事はどうしてるの?
と聞かれること、よくあります。私も思います。
イタリア=バカンス
これはあながち間違ってないと思います。
じゃあ、なんで毎年バカンスに行けるの?
答えはシンプルで、
「行く!と決めているから。」これだけです。
こう言うと、
有給そんなに取れるもんなの?
と聞かれるのですが、
イタリアでは「有休を取るのが当たり前」で、むしろ「消化しないといけない空気感」さえあります。
もちろん職場や職種によると思いますが、
私の周りで「有休が取れなくてずっと我慢してる」という人は見たことがありません。
どれだけ忙しかろうが、人手不足だろうが、
「バカンスには行くもの」と決めている。
そのために日々働いてるようなもの!意外かもしれませんが、イタリア人って働き者が多いのです。
休む時期を決めたら、「この期間休みます」と伝え「その期間に休めるように調整する」だけ。

実は私が11日間のクルーズに出かけたのは、
イタリアで仕事を始めて1ヶ月のときでした。
「仕事始めたばかりで有給なんて言い出しづらい…」と一瞬は思いましたが、
この先も、行きたいのに行けない、休みたいのに休めない、
そんな風に気を使い続けるためにここで働きたいのか?
と【気を使って言い出せない時間】はなかったです。
聞いてみたら【いいね!行っておいで!】と、心配していたのは何だったのか…すんなりOKが出て送り出してくれました。
ここでよく聞くのは
「お金が貯まったら行こう」
「有給が取れるタイミングで行こう」
「落ち着いたら行こう」
オーダーメイドで行く特別な旅