初めての海外旅行・長時間フライトの過ごし方

海外旅行が決まったとき、ワクワクする反面
「長時間フライト、耐えられるかな?」
「飛行機の中で何して過ごすの?」
と不安になる方も多いはず。私も初めてイタリアに行ったときは、目的地に着く前に移動への不安でいっぱいでした。

今回は日本とヨーロッパを何度も行き来している私が、

①おすすめの座席をリサーチする方法

②機内での過ごし方

③機内に持ち込むと便利なもの

を分かりやすくご紹介します!

①おすすめの座席の調べ方

近年エコノミークラスでも座席指定が有料化されることが増え、どうせ指定するなら快適な座席を選びたいですよね。

そんなときは Find Seat Mapshttps://www.seatguru.com/ など)を活用しましょう。

飛行機の座席

✅航空会社名(英語表記)
✅日付
✅フライトナンバー(※数字のみ)

を入力すると、実際にその座席に座った人々のレビューを元に

Good seat(評価の良い座席)
Bad seat(評価の悪い座席)

が色分けで表示され、一目で分かるようになります。

Seat map key

黄色のところ

See comments(コメントを読んでね)

とあるので、カーソルを合わせると

座席表

座席27Cは

トイレの近さが気になるかもしれない、とコメントがあります。

トイレが近いのは人によってはメリットにもなりますが、人によってはトイレの匂い、音などが気になってデメリットになりますよね。

Bad seat(評価の悪い座席)にカーソルを合てて見てみると

飛行機の座席表

一番後ろの座席はリクライニングにリミットがあり、トイレも近いので気になるかも

とのこと。私はこれを見るまで

一番後ろの座席って、後ろの人に気を使わなくていいから座席も倒し放題やしいいやん!

としか思ってませんでしたが、実際のところはリクライニングに制限があり

他の席よりも評価の悪い席だということが分かりました。

逆に非常口付近の席は足元が広く快適ですが、赤ちゃん用のバシネット(ベッド)が近くに設置されることも多く、泣き声が気になる方は注意が必要です。

このように事前リサーチすることで、長時間フライトの快適度が大きく変わります。

座席表

窓側の席のメリット

窓側か通路側の席、どちらにするかも迷いますよね。メリットとデメリットを理解し、どんな状態で乗りたいのかを決めることが大切です。

窓側のメリットとしては
✅外が見れて景色を楽しめる
✅窓側にもたれかけられる
✅プライベート感がある
✅通路側に比べて静か

などが挙げられます。

窓側の席のデメリット

✅トイレに行くときに気を遣う
✅気軽に席を外しにくい

などの自由に出入りがしずらいのは、窓側の席のデメリットと言えるでしょう。

通路側の席のメリット

✅自由に立ち歩きやすい
✅人に気を遣わずにトイレにいける
✅CAさんを呼びやすい

など、自由に出入りできることは通路側の席のメリットです。

通路側の席のデメリット

✅通路側に人が通るので落ち着かない可能性がある
✅窓側の方が出入りする度に通してあげないといけない

など、自分が人に気を使うことは減りますが、自身が落ち着かなかったり窓側の人が席を外す度に通してあげないといけないのは億劫かもしれません。

前方・後方の違い

 

前方であれば、後方に比べて早く飛行機から降りれるなどのメリットはありますが、正直、長時間乗っているので飛行機から出るときの5分~10分の差を気にすることはほとんどないと思います。なので前方か後方かはあまり悩む必要はないでしょう。

しいて言えば、先ほどのBad seat(評価の悪い座席)にあたっていた一番後ろの席は避けた方が良いかもしれませんね。

窓側か通路側どちらにするかは、先ほどあげたメリットとデメリットを参考に、どんな状態で乗りたいのか、自分にとって心地よいのかを決めるしかありません。どちらにしてもメリットとデメリットがあります。

個人的に私は自由に沢山歩きたいのでいつも通路側の席を希望しますが、外の景色を見て自分の世界に浸りたい方は窓側の席が良いですね。

あなたが乗る飛行機によって機内の作りも変わるため、まずはフライトナンバーを入力してリサーチしてみてくださいね!

リサーチに使えるおすすめサイト→(Find Seat Maps (seatguru.com)

フライト

②機内での過ごし方

長時間フライトを経験したことがないと、『そんなに長い時間、どうやって過ごすものなの?』と気になりませんか?

過ごし方は人それぞれさまざまですが、私がイタリアと日本を行き来するときの機内での過ごし方をご紹介します。

映画を見る

座席に一人一つずつモニターが付いており、映画を見ることができます。映画だけだなく、ちょっとしたゲームなんかもあります。

飛行機に乗って2,3時間した頃に1回目の機内食が出てくることが多いため、一回目の機内食が出てくるまでは寝ずに、映画を見たりゲーム(私は1人オセロを沢山してましたw)をして過ごすことが多いです。

寝る

機内食が出てきたら、よく眠れるようにw 食事内容に合わせて飲みたいお酒を楽しんでいます。私は毎回機内食を食べてお酒を1杯楽しんだら、うとうと眠くなってきて割とぐっすり眠れます。

歩く&ストレッチ

 

目が覚めたら出来るだけ沢山機内でも歩くようにしています。エコノミー症候群と名前が付くほど、ずっと同じ体制で座りっぱなしは体によくありません。健康体の人でもできれば2,3時間に一度は歩いたりストレッチすることをおすすめします。

読書

体を少し動かし、眠気が覚めたら読書をして過ごすことが多いです。読書が趣味!という人でなければ、日常で読書に沢山時間をかけることってなかなかできなかったりすると思います。機内で過ごす時間に、普段は読まない本を読んだりするのは良い時間の過ごし方でしょう。

機内食 ルフトハンザ

③機内に持ち込むと便利なもの

長時間フライトの際、機内に持ち込むと便利なものですが、『必要最低限』と感じるほど便利なものだけをまとめました。

ネックピロー

ネックピローは必需と言えます。何度か持ち込むのを忘れてしまったことがあるのですが、ないと首が痛くてまるで眠れませんでした。。

最近は300円均一ショップなどでも購入できるようになりましたが、個人的に買ってよかった!と思うおすすめは無印のネックピローです。※PRではありません。

無印 ネックピロー

着圧ソックス

これは機内に持ち込む、というより、長時間フライトを控えている日は履いてくることをおすすめします。

私は2022年、25歳の時、ピルを使っていたこと、長時間フライトで全然歩かなかったこと、コロナにかかってしまったことなどが重なり、血栓ができて緊急入院した過去があります。血栓ができた場所が悪く、19日間の入院&治療に2年かかりました。

それから医者のおすすめで着圧ソックスを履くことになったのですが、『なんで今まで履いてなかったんや!!』と思うほど足の楽さが違いました。(笑)
もう欠か せない持ち物です。

着圧ソックスを履いていても多少むくみますが、靴がぎゅうぎゅうに感じるほどのむくみは感じなくなりました。心からおすすめします。

本1冊

機内での過ごし方に『読書』をおすすめしましたが、とはいえ、何冊も持っていくと重いし荷物になります。実際、2.3冊持っていって全本読み切れたことはありませんでした。『1冊は読み切ろう』という気持ちで、1冊に絞って持ってくると良いかと思います。

歯ブラシ

航空会社によってはアメニティが配られ、中に歯ブラシや靴下、アイマスクなどが入っていることがあります。これまで私が乗った航空会社でこういったアメニティを頂けたのは

✅エミレーツ航空
✅ターキッシュエアラインズ

でした。

2024年にルフトハンザのエコノミーを利用した際はアメニティの配布はありませんでした。出来れば、自分の歯ブラシを持ち込んでいると安心でしょう。

保湿製品&目薬

機内は乾燥しています。リップクリームや、ちょっと保湿できるクリームなどがあると安心です。私はいつも小さいポーチにサンプルのクリーム、リップ、目薬をセットにして持ち込みます。

アイマスク&耳栓

個人的にアイマスクは使っていないのですが、暗い方が安心して眠れる、という方もいらっしゃるかと思います。また、雑音が気になる場合は、大きな荷物でもないため、アイマスクと耳栓をセットで持ってきておくと安心だと思います。

まとめ

長時間のフライトが不安な方へ、個人の経験を元に座席指定に役立つリサーチ方法や、機内での過ごし方をご紹介させていただきました。乗る前までは不安かもしれませんが、飛行機に乗り込んでしまえばあとはワクワク目的地に着くまで過ごすだけです✊

ただ、機内での過ごし方次第で現地到着時の体調に大きく影響します。

適度に歩いたり体を動かし、眠れる時には寝る。また、常備薬を揃えておくことで万が一体調を崩してしまっても大丈夫!と心の安心を感じられることも重要です。